昨年、40代女性や敏感肌の方にもおすすめできる油脂系クレンジングとしてご紹介した「菊正宗クレンジングオイル」が、2023年3月にリニューアル発売になりました。
私も従来品からよく使っている「菊正宗クレンジングオイル」なので、リニューアル品についても、早速購入してみました。
ここでは、従来品と比較しながら使用した感想をまとめたいと思います。
Contents
菊正宗クレンジングオイル リニューアルポイント
何が変わったの?
まずは、従来品から変わったポイントは以下の通り。
❁ 美肌保湿成分として、ビタミンC誘導体3種 (*a) を追加
❁ 整肌保湿成分として、セラミド3種 (*b) を追加
*a ・・リン酸アスコルビルMg・アスコルビルグルコシド・ペルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
*b・・セラミドEOP・セラミドNP・セラミドAP
簡単に言うと、今回のリニューアルは保湿成分をグレードアップした、ということのようです。
その他は容量据え置きで、価格は微増。(前は税込み1,320円のところ、リニューアル品は1,485円)
マイナーチェンジポイントとしては、パッケージデザインが変わった点くらいです。
私は菊正宗クレンジングオイルをかなりリピートして使っていますが、時々、油脂系ではない、他のクレンジングを使って感じるのは、油脂系クレンジング(菊正宗クレンジングオイル)の良さです。
すなわち、前にもご紹介したとおり、汚れがスルンと簡単に落ち、洗い流しもスムーズで、使用後の肌のうるおいが長持ちするという三拍子揃った優れものです。
では、リニューアル品はどのくらい違いがあるのか、使ってみたレビューをまとめていきます。
菊正宗クレンジングオイルの特長
ここで、そもそも「従来品」をご存知ない方のために、簡単に菊正宗クレンジングオイルの特長をまとめました。
パッケージについているシールが、その特長をよく説明してくれています。
❁ クレンジングタイプの中で一番肌にやさしくかつ、洗浄力もあるとされる油脂系オイルをベースに作られたクレンジングでW洗顔不要 + まつエクOK
❁ 油脂系オイルは原材料のコストが高いところがネックで、なかなかお手頃価格で提供できるものが少ないのが現状
❁ そんな中、これは油脂オイルの中では比較的安価なトウモロコシ胚芽油を使っていることもあり、約1500円とかなり懐にやさしい価格設定
❁ 菊正宗とは、ご存じ日本酒の酒造メーカーさんですが、2010年に日本酒製造をいかした入浴料「美人酒風呂」を製造販売
❁ それを期に、シャンプーや化粧品製造に進出し、今では「日本酒」「正宗印」「Rice Made+」シリーズなどを製造販売
菊正宗は、大手日本酒メーカーさんの作るオイルクレンジングで、オイルクレンジングの中では一番肌にやさしく洗浄力もある油脂系。
油脂系オイルクレンジングは、原材料になる油脂が高いので高額になりがちですが、菊正宗は1500円程度の価格設定。
そして、W洗顔不要でお風呂でも使えると魅力の多い商品です。
以下では実際にクレンジングとしての性能はどうだったのかのレビュー結果をまとめました。
菊正宗クレンジングオイルを実際に使ったレビューをご紹介
レビューは以下の項目に分けて1つ1つ解説しています。
♦ 使いやすさ
♦ 使い方、使い心地
♦ 洗顔後の感触
♦ メイクの落ち具合
♦ 毛穴汚れケア
1.使いやすさ
まずは、パッケージを始め、ディスペンサー式の容器や容量は従来品と変わりません。
ラベルのデザインが、従来の懐かしく可愛らしい感じから、ちょっとモダンシンプルな感じに変わりました。
透明なボトルから見えるクレンジングオイルの色も薄く黄色がかっており、気持ち、黄色が濃くなったかな?くらいで、ほぼ同じ。
よって、使いやすさは元々Goodで変更なし。
❁ ディスペンサータイプで、大きさは1本約1.5 – 2ヵ月分の、女性の手でしっかり握れるサイズでGood
❁ ボトルのデザイン的な扱いやすさ、出しやすさは問題なし
2.使い方・使い心地
使い方・使い心地も、基本的は従来品と変わりません。
「柑橘の香りがやや強くなったかな?」くらいで、使い心地には関係ありません。
以下、従来品のコメント通りです。
メーカーさん指示の1回分は「適量」ですが、私の思う適量は2プッシュです。
メーカーさん説明書きには「お風呂で使える」とあります。
ただ、私は手と顔を濡らさないうちに取り、顔全体に塗り広げて、30秒くらい軽くマッサージ後、ぬるま湯で洗い流す方法をオススメします。
薄化粧くらいなら、手が濡れている状態から使っても大丈夫です。
他の方々の口コミでも見かけましたが、ばっちりメイクをしているなら、手と顔を濡らさないで使うことをオススメします。
先ほどもお伝えしましたが、菊正宗クレンジングオイルはW洗顔不要なので、お手入れの手間も短時間ですみますよ♪
続いて、使い心地についてです。
菊正宗クレンジングオイルは手にとると、薄い黄色というよりほぼ透明に見えるサラサラとトロトロの中間くらいのテクスチャー。
のびがとても良く、顔全体にスーッとのばせて肌を摩擦する心配が全然ありません。
グレープフルーツのような柑橘系の淡い香りで、手に取った時より、顔に塗り広げるとスッと香ってきて爽やかな印象。
洗い流しの第一印象は、想像以上にサラッと落ちていった感じです。
❁ 使用感や香り、洗い流しやすさはGood!
3.洗顔後の感触
さて、菊正宗クレンジングオイルを使ってメイクオフ + 洗顔をした後の、肌の感触です。
菊正宗クレンジングオイルの洗顔後の感触は、従来品よりオイルがよりサラッと落ちた感じがしました。
また、従来品で感じていた「ピト!」としている感触よりも、しっとりしている感の方が強かったです。
「W洗顔したくなる人もいるかも」と書いた従来品でしたが、今回はW洗顔は本当にいらないな、という感じになっています。
そして従来品でやったように、数分おきにスキンチェッカーを使って水分・油分を計ってみました。
今回も前回同様、ファンデーションを塗って1日過ごした後、夜の洗顔時に測りました。
ちなみに、従来品は洗顔後5分経って、ようやく水分が 2% 落ちていました。(54% –> 52%)
⇨
今回のリニューアルは、保湿成分を補強されているとのことなので、そのあたり、数値でどうでるのか。。
結果は、こうでした。
洗う前の状態です。水分52% 油分45% | |
洗顔後3分経過。水分55% 油分43% – 洗顔後で肌表面に残った水分があるのか、水分が上がっています。 | |
洗顔後5分経過。水分53% 油分45% – 前回と同じく、水分が2%落ちましたが、洗顔前よりまだ高いです♪ |
前からうるおいの持ちはとても良く、感触的には同じくらいかな?と思いましたが、スキンチェッカーの数値を見ると、5分経っても水分の落ちる程度は少なく、洗顔前よりも水分量は増えているという結果に。。。
よりうるおってると言ってよいのではないでしょうか。
スキンチェッカーで測るのも、色々な条件で数値が変わるようなので、絶対に正確とは言えないかもしれません。
よって、数回測って大体このくらいという中間的な数値をここに出しています。
❁ すっきり洗いあがり感は以前より増していながら、水分のうるおい持続が良くなっている
4. メイクの落ち具合
次に、クレンジング本来の役目であるメイクの落ち具合を検証してみました。
【アイシャドウ・アイブロウ】
色が濃い目のパウダーアイブロウと、パウダーアイシャドウ(1番下)の計4種類を手の甲でクレンジング3、4滴をなじませてみました。
ものの3秒くらいクルクルしただけで、すっかり落ちました。
写真は水で流した後です。(途中経過の写真が一人だと撮れませんでした💦)
【口紅・リップグロス】
次はリップスティック型口紅2種と、リップグロス(一番上)1種です。
同じようにクレンジングオイルをつけ、クルクルします。
やはり3秒くらいでキレイに落ちました。
感覚的に、従来品より落ちる力が強くなった気がします。
従来品でテストした時、リップグロスは15秒かかった記録があるので、やはりメイク落としはパワーアップしてると思います。
かなりストレスなく、スルンと落ちました。
❁ メイクはストレスなく3秒ほどで落ちたので、メイク落としはこれで十分
5.毛穴の汚れケア
さて、気になる毛穴汚れにどのくらい効果があるのかですが、前回の検証では、基本、夜のみで使用し、毛穴が気になる朝は、洗顔の時に使うようにしてみたところ、洗いあがり時点では満足いきますが、時間が経つとそれなりに毛穴は気になってくる、という結果だったとお伝えしました。
リニューアル品は、毛穴の洗浄力に関して何か成分を加えたのではないので、効果は同じだと思います。
ただ、前にもご紹介したように、数日おきに小鼻の周りなどの気になる部分に多めにクレンジングオイルを塗り、サランラップを小さく切って上に乗せ、お風呂に浸かるなどすることで、汗と一緒に毛穴の汚れが出るのか、キレイになります。
少し汗をかくくらい身体を温めて、蒸気をあびることで毛穴を自然に開かせると、毛穴ケアの効果が高まります。
是非、バスタイムを利用したり、持っていればスチーマーを使うなどしてみてください。
毛穴汚れのサイクルには個人差があると思いますが、3、4日おきくらいに上述のスペシャルケアを入れると、毛穴汚れがたまってくることもないと思います。
この方法で効果があるクレンジングオイルは油脂系が良いです。
よって毛穴ケアの観点で考えても、菊正宗クレンジングオイルは、とてもコスパの良いクレンジングオイルだと思います。
❁ 毎日30秒くらいのクレンジングオイルをなじまして汚れを落とすだけでなく、お風呂などでラップをして使用することで、毛穴汚れに有効
菊正宗クレンジングオイルの良いところ
❁ クレンジングとしての性能 – メイクや油汚れがスルンと落ち、洗い流しにも時間がかからず、洗いあがりもうるおい持続 – はバッチリ!
❁ 高額になりがちな油脂系オイルクレンジングが1500円程度と、かなりお財布に優しい値段設定
❁ 油分の強いファンデーションや粘性の強いリップグロスまで、ゴシゴシ洗わなくても、やさしくクルクルなじませると3-10秒でストレス無く落ちてくれる + まつエクOK
❁ 洗いあがりの肌の感触が、しっとりしていて、アラフィフ普通肌の私でも5分経ってもツッパリ感もなく、うるおいの持続感が続いている
❁ これ1本でクレンジングと洗顔の役割を果たしてくれる
❁ ディスペンサーを必要回数プッシュすれば、適量が手に取れて、使いやすさも抜群
菊正宗クレンジングオイルの悪いところ
クレンジングオイルとしての性能に関しては、BADポイントはないですが、強いて言えば、、、
❁ Net販売が主流で、店舗販売はごく少数しか扱いがない
というくらいです。
@Cosmeで見る40代女性の方々の口コミ
厚みのあるオイルで使い心地は好きです。香りも無臭ではないので、ほんのり香りがあり◎。乳化しっかりでき、洗い流し後の感触もよかったです。特に落ちの不満もない。
リニューアル前から4、5本リピしてます。お安いので気兼ねなくたっぷり使えますし、私は乾燥やツッパリ感を感じません。香りも柑橘系で爽やか。ポイントメイクリムーバー併用なので落ちにくいマスカラなどがどの程度落ちるかは分かりませんが、それ以外のファンデなどは十分に落ちます。
植物油脂系成分が主のオイルは久しぶりに使いましたが、やはりしっとりした感じがあり、洗い流した後のツッパリ感がないので安心して使えます。
リニューアル前からリピートしています。以前より少しだけオイルがサラッとして、洗い流した後のぬるつきが減りました。
前はダブル洗顔したくなる感触でしたが、今回のは大丈夫。下地兼日焼け止めとお粉だけのことが多くマスカラもポイントメイクリムーバーでオフする自分には十分なクレンジングです。
菊正宗クレンジングオイルはこんな方にオススメ!
❤ 良いオイルクレンジングをお探しの方は、油脂系クレンジングオイルが一番オススメで、中でも菊正宗クレンジングオイルは、コスパの面からもイチオシ
❤ 肌への刺激が少ないことを重視したクレンジングを使っているが、洗浄力には物足りなさを感じている方
❤ 逆に、洗浄力を優先させたところ、使用後の肌がつっぱる、乾燥を早く感じる、という方
❤ W洗顔不要クレンジングを探している方
価格・購入方法
さて、ではどこでおいくらで買えるのか?というところですが、公式ページと各種ネットショップで販売されているほか、ごく一部の量販店(AEON、Laviなど)の店舗で取り扱いがあるようです。
価格は大体どこも同じくらいで、公式ページでもNet shop でもあまり価格は変わらないです。
*ちなみに、従来品は2023年2月で製造終了になりましたが、まだ流通市場に残っています。
ネットショップでも従来品の写真をよく見かけるので、もしリニューアル品が買いたい場合は、その点をお店に確認してからの方がよいですよ。
また、従来品をプライスダウンしているお店もあるようです。
最多価格帯 | 200ml 1,485円 |
お得なのは | どこもほぼ同じ |
今回のレビューは以上になります。
菊正宗クレンジングオイルの本音レビューまとめ
ここでは、菊正宗クレンジングオイルを実際に使ってみた本音レビューをまとめました。
今回お伝えしたポイントを以下でもう一度ご紹介しますね。
● リニューアル品は、洗いあがりのしっとり感が増していて、感触がより良くなっている
● 一番のポイントは、洗浄力がしっかりしていて、さらにお肌への負担が少ない油脂系オイルクレンジングが、低価格で買えるところ
● W洗顔も不要なので基本的に洗顔料は必要なく、時短と肌への刺激摩擦を減らす事ができる
● ファンデーションはもちろん、ポイントメイクもスルっと落とし、まつエクにも対応
● 毛穴汚れのケアは、3、4日おきくらいにスペシャルケアを入れることが必要
レビューはあくまで、私個人の感想になりますが、オイルでもうるおい持続のいいクレンジングをお探しの方、W洗顔に限界を感じている方、ご興味がわいたら、一度試してみてください。
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